「iPhone18プレゼント企画に当選しました」――そんな通知やSMSが届いても、公式のキャンペーンである可能性は低いと考えてください。警察やセキュリティ機関、国民生活センターは、新型iPhoneの人気に便乗した偽のプレゼント企画・当選詐欺に繰り返し注意を呼びかけています。本物の当選案内がアンケート回答やクレジットカード情報の入力を代金受け取りの条件にすることは基本的にありません。
「iPhone18プレゼント企画」詐欺の典型的な手口
画面に突然「おめでとうございます、iPhoneに当選しました」と表示され、アンケート回答と引き換えに個人情報やカード情報を入力させるのが典型的な手口です。画面に突然、『iPhoneに当選しました』と表示され、アンケートなどとともに、アカウント情報やクレジットカード情報等の入力を促し、情報を盗まれる手口のことです。日本サイバー犯罪対策センター(JC3)も同様の手口を紹介しており、昨今においても被害が確認されている、サポート詐欺とiPhone当選詐欺の手口を紹介する動画を公開しました。
国民生活センターの越境消費者センターにも、同種の相談が多数寄せられています。パソコンやスマートフォン(以下、スマホ)を使っていたら、突然「iPhoneが当たった」などというポップアップ画面が表示され、興味を惹かれてカード情報を入力し申し込んだら、自動的にまったく別のサービスの申込みになり、海外の事業者から月額利用料を請求された、といった相談が多く寄せられています。「当選」だけでなく「アンケートに答えたら最新のiPhoneがもらえる」「テストユーザーになれば端末がもらえる」といった誘い文句のバリエーションがある点も覚えておきたいポイントです。
海外でもiPhone18をめぐる同様の手口が報告されています。セキュリティ企業Kasperskyは、スキャマーがiPhone18を巡る盛り上がりを悪用し、偽のオファーや不正なオンラインストアを利用していると警告しています。割引購入をうたうサイトに誘導しビットコインでの支払いを求める手口も確認されており、サイバーセキュリティ企業のKasperskyは、アラビア語・英語・ポルトガル語を含む複数言語で、iPhone18を25%割引・分割払いで販売すると謳うウェブサイトを発見したと報告しています。購入希望者にはビットコインでの支払いも勧められます。「プレゼント企画」と「激安販売」は手口の見た目こそ違いますが、新型iPhoneへの期待を利用して個人情報や金銭を狙う点は共通しています。
なぜ新型iPhone発売の時期に詐欺サイトが急増するのか
新型iPhoneの発表前後は、関連ドメインの登録数が平時の何倍にも跳ね上がるタイミングです。新型iPhoneの発表前後に、犯罪者によるドメイン登録が急増する傾向がある、とセキュリティ情報会社WhoisXML APIの研究者アレクサンドル・フランソワ氏が指摘しています。過去4回の新型iPhone発表の時期には「Apple」「iPhone」などを含む新型iPhone関連ドメインの登録が急増します。その件数は新型iPhone発表当日にピークを迎え、24時間以内に200件を超える新ドメインが登録されているとされ、通常の数百倍の規模です。
厄介なのは、こうした偽サイトの一部がブラウザの危険サイト判定をすり抜けてしまう点です。iPhone 18の購入ページを装ったフィッシングサイトがすでにインターネット上に存在しています。多くのセキュリティサービスでは、こうしたフィッシングサイトが危険と判定されていますが、ブラウザーやセキュリティ製品が危険サイトへのアクセスを遮断するために参照するリストには、まだ登録されていないページがあるため、危険と判定済みのサイトでも、利用者がアクセスするとそのまま表示される場合があります。しかも偽サイトは発表前から準備されていることがあり、iPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxを装うフィッシングサイトは、正式発表より前から現れていました。「プレゼント企画」の当選通知も、こうした大量生産された偽ドメインの一部から配信されていると考えると実態がイメージしやすいはずです。
本物のキャンペーンと偽物を見分けるチェックリスト
結論として、代金・カード情報・個人情報の入力を急かす当選通知は、公式のキャンペーンではないと考えて対応するのが安全です。見分け方のポイントを整理します。
| チェック項目 | 偽物に多い特徴 |
|---|---|
| URL | apple.comやキャリア公式ドメインではない、スペルが微妙に異なる |
| 煽り文句 | 「あと◯分で権利が移ります」など時間制限で焦らせる |
| 支払い | 送料や手数料名目で少額決済・カード情報を求める |
| 接触経路 | 身に覚えのないSMS・DM・ポップアップ広告経由 |
| 入力項目 | 住所・氏名に加えクレジットカード番号まで求める |
迷ったときは、メールやSMS内のリンクを使わず、ブラウザのブックマークや検索から公式サイトへ直接アクセスして確認してください。JC3も被害に遭わないためには、突然、警告画面や当選画面等が表示されたとしても、慌てずに行動することが重要です。と呼びかけています。長野県警察も被害に遭わないためには、突然、当選画面等が表示されたとしても、慌てずに行動することが重要です。としており、偽の当選画面等は、ブラウザを閉じたり、PCを再起動することにより、表示されなくなりますので、画面に出てきた電話番号へかけ直したり、その場でカード情報を入力したりしないようにしましょう。
なお、画面が巧妙に正規サイトへ転送されたのち中身だけ入れ替わる手口も報告されています。一見して公式ストアの表示だったページが、後日まったく別の内容に変わっていた事例も確認されており、見た目が正常でも油断は禁物です。
個人情報やカード情報を入力してしまったときの対処法
もしすでにカード情報を入力してしまった場合は、まずカード会社へ連絡して利用停止や再発行を相談してください。国民生活センターも、興味を惹かれてカード情報を入力し申し込んだら、自動的にまったく別のサービスの申込みになり、海外の事業者から月額利用料を請求されたという相談事例を紹介しており、少額決済の後に継続課金が発生するパターンもあるため、数カ月は利用明細のチェックを続けると安心です。同じパスワードを他のサービスでも使い回している場合は、該当サービスのパスワード変更も行っておきましょう。遠隔操作用のソフトをインストールしてしまった場合は、ID・パスワードの変更に加えて端末の初期化(リストア)も検討してください。
新型iPhoneを手に入れたら、保護アクセサリーも公式表記で確認を
詐欺に惑わされず無事にiPhone18 Pro・Pro Maxを手に入れたら、次に気をつけたいのが保護フィルムやケース選びです。本体と同じく、人気機種ほど対応機種の表記があいまいな商品やフリマアプリの模倣品が紛れ込みやすくなります。シズカウィル編集部でもフィルム・ケースを企画・検品する立場から、購入前にはブランド公式の商品ページで対応機種・型番の表記を確認することをおすすめしています。
たとえばiPhone18 Pro・17 Pro兼用の設計であれば、[[product:glass-iphone18pro]]のように対応機種が明記された商品を選ぶと、買ってから「自分の機種に合わなかった」という失敗を避けやすくなります。Pro Maxユーザーは画面サイズとカメラ形状が異なるため、[[product:glass-iphone18promax]]のようにPro Max専用設計かどうかを確認してください。ケース選びも同様で、[[product:case-iphone18promax]]のように対応機種が明示された商品であれば、購入後のギャップを避けやすくなります。
発売直後の保護フィルム・ケース選びの考え方はiPhone 18 Pro/Pro Max発売|保護フィルムとケースは買い替えが必要?、これから発売されるiPhone Duoの備えはiPhone Duo予約前に知りたい保護フィルム・ケースの選び方でも詳しく解説しています。あわせて確認しておくと安心です。
まとめ
- iPhone18の「プレゼント企画」「当選」をうたう通知の多くは詐欺の手口で、アンケート回答やカード情報の入力を急かしてくる
- 新型iPhone発表前後は関連ドメインの登録が急増する時期で、見た目が正規サイトそっくりの偽ページも出回る
- 疑わしい通知はリンクを開かず公式サイトに直接アクセスして確認し、個人情報を入力済みの場合はカード会社への連絡とパスワード変更を行う
- 本体と同じく保護フィルム・ケースも対応機種の公式表記を確認してから購入すると失敗を防ぎやすい





